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側線ってのは魚の側面にある線
アジやシーバス(スズキ)などにあるのを見たことないですか?
僕の中で魚釣りって釣りたい魚の生態を知ることが重要と思ってまして
その魚がどうやってエサを見つけて、どうやって捕食するのかが分かってると釣りやすいという持論を持ってます
もちろんどこにいるかって事も重要です
表層、中層、下層、岩場、潮の流れなど、エサを待ち受ける場所や身を隠す場所
魚がいるとこを知るのも重要だと思います
タイトルの側線に話を戻しますが
側線ってなんのためにあるのかってエサを見つけるためで、小魚やエビ、カニなどが動いた時の水の振動を感じる器官らしいのです。一説には電気信号で感じているとか。
小魚をメインに捕食している魚や、回遊魚などにも側線かある魚が多いのはそのためなのではないかと思ってます。
エサが来るのを待ち受けて食べる魚より、エサを探して攻撃的な捕食をする魚に側線が必要だったのではないですかね
大別して
側線がある魚は目ではなく動くものに反応
側線がない魚は匂いや目で見て反応
の2極に分けて話を進めていきます
よく当店の釣り堀でとうやって釣るのって聞かれてお伝えするのにカサゴは側線がない魚なので待ち受けるタイプ、目で見てるエサを見つけるから、ゆっくり沈めて、まずはエサ来たよ〜って魚に教えてあげるようにします。
リアクションはなるべくやらないで、底でじっと待って食べやすくしてあげるのが釣れる確率は高いです
言葉は子供に分かるように変えて説明しますが、そんな考えを噛み砕いて説明してます
そしてもう一つの良くある質問
「シーバスってどうやったら釣れるの?」
答えは「海なら分かるけど釣り堀だと分かりません」っていつも言うのですが、実はこれしかないなって確信してます
側線がある魚はリアクションに反応します
落ちてくる、逃げようとする、泳いでいる。
海と違い釣り堀は水深が浅く、透明度も高い、そして釣人も近いので、魚は完全に警戒してます
警戒心Maxになったらカサゴも釣れなくなりますが、シーバスは特に警戒しやすく、店を開けて僕が店内に入った時にはダッシュで逃げます
店の中にいる間に少し落ち着いて逃げ回らなくなりますが、クロダイとシーバスは水槽の壁に体当たりする勢いで逃げるのです
たぶん岩陰などに隠れる魚より、泳ぎ回る魚は更に大きな魚に食べられる危険もあり、警戒心が高いのでしょう。
そこで「側線がある魚(シーバス)を釣るのはどうやったら良いのか」の確信してる答えは、
子供のリアクションです
大人だとシーバスがエサを食べるかもと思うとじっとします。子供は無造作に他の魚を狙ったり、場所を変えるため動かします。思わぬ動きに条件反射で食べてしまう
これが答えです
意識的に泳ぐ小魚を捕食することは野生であっても難しいと思いますし、考えることなく一瞬の電気信号に条件反射で捕食している
釣り堀では大人よりも子供の方が圧倒的にシーバスやクロダイを釣りあげます
もちろん引っ掛けてる子供もいますが、行動や針の場所で引っ掛けたことくらい、すぐ分かります。
大きなリアクションではなく素早く一瞬の逃げる動き、泳ぐ小魚の演出が捕食本能を刺激するのではないかなと。
子供に釣らせるために研究してる余談話でした。